5/22(水)曇り◎
本日の静岡市は、雲は多いものの雨の気配がない一日になりそうです。
各中学テスト範囲が徐々に発表になって、テスト対策が本格化して来ています。
社会・理科に関しては第1タームの暗記はほぼ完成し、第2タームの記述特訓に入り始めています。
昨日は中3と中1の授業を行いました。前回のブログでは中学1年生の様子を御報告しましたが、今回は中学3年生の様子を御報告させて頂きます。
中学3年生は文理歴が長い生徒さんが多いいので、テスト前の行動に対して経験値が高くしっかり「勉強をやる体制」が出来ています。
今年から中原校に入っていただいている国語のプロフェッショナル明石先生も「いや~中原の生徒さんはテストに対する意識が高い!教えた内容がしっかり伝わっているのが分かり授業をやってて楽しいよ~!」と褒めてくれました。ウレシイ!
6月の学校定期テストは志望校に向かっての一里塚になる重要なイベントなので、しっかり成果が出せるように頑張っていきましょうね!そして、今まではテスト終了後は弛緩してしまった生徒さんも、中3(受験生)になったのですから、すぐさま受験のための基礎力向上の勉強を続けましょうね!
皆さんが来春笑えるように文理学院中原校全スタッフ頑張ります。
【学校定期テストまで】
中島中6月5日 本日より13日後
安倍川中6月7日 本日より15日後
大里中6月12日 本日より20日後
【中原校行事情報】
☆今週土曜日5/25(土)英語検定
5級 14:30~15:20 4級 15:30~16:40
3級 14:30~16:05 準2級 15:30~17:20
①持ち物は筆記用具、スリッパです。受験票は当日校舎でお渡しします。
②郵便番号、住所、電話番号を必ず覚えてきて下さい。
★不明な点は、中原校にお問い合わせ下さい。
【お勧め本⑭】「なぞの転校生」 著 眉村卓
主人公は運動の得意な中学2年生の少年。ある日、主人公の通う学校にギリシャ彫刻を思わせるイケメンの転校生が表れる。転校生は学業優秀・スポーツ万能と非の打ちどころがない完璧人間ですが、雨を極端に恐れたり、飛行機の音に驚いて逃げ出すなど通常とは異なる突飛な行動をします。なぞの転校生の正体と背景が明かされていくお話になります。
紹介するために調べたのですが、文理学院も所属する学研グループの学研が発行している「中学二年生コース」で1965年に連載されていた小説だったそうです。連載小説なので1章1章が短く、また、作者の眉村卓先生の平易な文章は大変読みやすくサクサク読み進めます。連載小説らしく、章の最後が毎回引きの強い内容で終わっていて、ページをめくる手が止まらない構成になっています。
また、読者が中学生という事を考慮してか、人間関係や結末に人間の善性や希望を込めてあり読後感が爽やかです。
連載当時、読者の中学2年生(今現在70歳代!!)に大人気になり3回延長され、学年が繰り上がっても続き、最終回は「中学三年生コース」の4月号になったそうです。
この作品も初見は映像で、NHKで「少年ドラマシリーズ」で見たのが初めてでした。当時は小学校に入学したばかりで、夕飯前にTVで流れている映像を見てました。子供だったのでストーリーは理解できなかったですが、全編スタジオ撮影された映像は、見るものに不安感を与える演出があり、何か良くないお話が進行している気がして怖かったです。
NHKの「少年ドラマシリーズ」は以前紹介した筒井康隆先生の「時をかける少女」(タイムトラベラーに改題)や「七瀬ふたたび」など多数のジュブナイル小説の映像化を手がけていて、少年時代にSF小説に興味を持つきっかけになってくれました。(作品名をクリックすると、NHKアーカイブが開きます)
傑作ジュブナイル小説なので、何度も映像化されています。映像化はNHKの「少年ドラマシリーズ」(クリックするとNHKアーカイブが開きます)とTV東京のドラマ24で岩井俊二監督(クリックすると番組HPが開きます)による作品のTVドラマ2本と、設定を活用した映画があります。ドラマ24版は岩井俊二監督(「打ち上げ花火下から見るか?横から見るか?」「Iove letter」の監督)による映像美もあっておススメです。
映像を見て興味を持ったら、是非、読んでみて下さい。