中原校R6-63【中学1年生の成長】

5/21(火)快晴〇

カーテンを開けると、まるで真夏のような強い日差し。暑くなってきました。

暑くなってきた時期に合わせて、文理学院ではクールビズを実施いたします。

【クールビズ実施のご案内】

文理学院では、地球温暖化防止および省エネルギー対策等、SDGsへ向けての活動の一環として「クールビズ」を導入しております。

期間中は、軽装(ノーネクタイ、ノージャケット等)での勤務を実施しております。

皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

実施期間 令和6年5月21日(火)~令和6年9月30日(月)

外は暑くなってきましたが、中原校の校舎はそれ以上に熱いテスト対策進行中です。

昨日の中1理科の授業中。問題を解いては解説。解いては解説という形態で授業を進行しました。

解いている時間に聞こえるのはペンを走らせる音のみ。教室内が真剣な雰囲気に包まれて、生徒さん達は素晴らしい集中力を見せてくれました。解いている間、私が机上巡視で教室内をグルグル回っていても、それに気を取られることなく問題に取り組んでくれていました。

解説の時はなぜその答えになるのか。どうしてそういう書き方をするのかを解説し、テストでの取りこぼしが無いよう指導しました。生徒さん達は正解すると嬉しそうに、間違えると悔しそうに間違った解答を消しゴムで消していきました。

集中とリラックスが交互にあり、勉強をする姿勢が素晴らしかったです。

先日の保護者会で、「小学7年生ではなく、中学1年生にしっかりなろう!」と語り掛けた成果が見れてすごくうれしかったです。

この調子で一緒に頑張っていきましょうね!!

【学校定期テストまで】

中島中6月5日 本日より14日後

安倍川中6月7日 本日より16日後

大里中6月12日 本日より21日後

【中原校行事情報】

☆今週土曜日5/25(土)英語検定

5級 14:30~15:20 4級 15:30~16:40

3級 14:30~16:05 準2級 15:30~17:20

①持ち物は筆記用具、スリッパです。受験票は当日校舎でお渡しします。

②郵便番号、住所、電話番号を必ず覚えてきて下さい。

★不明な点は、中原校にお問い合わせ下さい。

 

以前他の先生に、「本を紹介しても最近の子はなかなか本を手に取ってくれないよ」と言われました。確かに最近のお子さんは、YoutubeやTikTokのような手に取るハードルが低いものに親しんでいるので、「読む」というワンアクションを厭う傾向がります。また、YoutubeやTikTokは「ながら見」「流し見」できるのに対して、読書は集中し没頭する必要性があり、ハードルが上がります。それが「読書」を敬遠させている原因の一つになっています。

また、いわゆるZ世代と言われる層は、映画館で2時間弱の映画を見ることも好まず、Youtubeなどでファスト映画(違法)(クリックでWikipediaが開きます)を視聴してオチまで知ってみた気になるそうです。数年前に私にファスト映画を教えてくれた知り合い曰く、「映画館に行って2時間弱、映画関係者の意図でじっと座る事を強制されるより、タイパ(タイムパフォーマンス:かかった時間に対して得られた効果の効率性)が断然良い」との事でした。(聞いたときには「エッ?著作権は?違法性ないの?」と思いましたが、案の定、その後ガッツリ規制されました。)

結論として最初のとっかかりが「イージー」な物は受け入れられやすく、導入に少しでも障害を感じたものは手を出してもらえないという当たり前と言えば当たり前の結論に至りました。

「読書」のハードルを下げるには、やはり興味を持ってもらう事が一番です。そこで、今回は映像化されていて、映像を見て興味を持ってもらってから本に手を取ってもらうような作品を紹介します。(今から40年以上昔の角川書店が書籍を映画化してヒットさせ、原作小説をブームにしてベストセラーにする「角川商法」のパクリです。)

今回紹介する作品は、小説よりもスタジオジブリの高畑勲監督のアニメ映画が有名な作品です。一時期8月15日前後に毎回TV放映されていました。

【お勧め本⑬】

「火垂るの墓」 著 野坂昭如

私も初見はTVで放映されていたアニメになります。見終わった後、なんともやりきれない気分になる作品でした。私の中ではスタジオジブリの作品の中で、唯一、人に勧めづらい作品です。

映画視聴後、図書館で借りて読んでみました。

作者の野坂昭如先生は、今作で直木賞を受賞していて、文壇の花道のど真ん中にいた人だと知りビックリしました。私の中ではTV朝日で土曜日深夜にジャーナリストの田原総一朗さん司会の政治討論番組「朝まで生TV」で映画監督の大島渚さんと一緒に出ているコメンテーターで、小説家という認識は無かったです。アウトローな雰囲気をまとって経歴の見えない人物でした。

後年、ジブリの「火垂るの墓」を見てから読んだ小説は、筋立てはアニメと同じですが、登場キャラクターがアニメより饒舌で、地の大阪弁で喋り捲るので、アニメより個々のキャラクターが深く理解できました。ただ、キャラクターが饒舌な分、アニメより人間としての生々しさが増してきて、印象が変わってきました。

本作は、アニメの出来が非常に良いのでアニメを見てから小説を読むことを勧めます。ちなみに学生時代に見た時には、主人公の「清太」に感情移入して、引き取った子供に厳しいことを言う親戚のおばさんが狭量に感じられたのですが、30歳を過ぎて視聴した時は、おばさんは終始正論を言っていて、むしろ「清太」が幼い「節子」のために我慢するべきだったのでは?と考えが受け取り方が変わっていました。

年齢と共に見方が変わる作品です。後年に見返すために中学生の新鮮な気持ちで読んでみて下さい。おススメです。

※ちなみに「となりのトトロ」と同時上映だったそうです・・・。トトロで宮崎駿監督の描く牧歌的世界の家族愛溢れるヒューマンドラマを見終わった後、「火垂るの墓」を見せられた聴衆はどんな気持ちになったんでしょうか??