🎏5月入塾受付中!🎏
6月学校定期テストに向けての対策がスタートします。1年のスタートのテストで過去最高点を取って、この1年の始まりを最高のものにしましょう!
お申込み・お問合せは下記文理学院中原校まで。
文理学院中原校 ☎054-204-6755
こちらの問合せフォーム(クリックするとリンクが開きます)でお問合せも出来ます。
文理学院中原校は高校入試全員合格です!
文理学院各地区の脅威のトップ校合格率! ☆吉田高校 理数科・普通科☆甲府南高校理数科・普通科☆静岡高校 普通科☆清水東高校 理数科・普通科☆富士高校 理数科・普通科☆沼津東高校 理数科・普通科☆韮山高校 理数科・普通科(静岡県伊豆の国市)
7校13科での合格率は95.4%!
5/7(火)雨●
本日の静岡市は梅雨に入ったかのような雨。気温は低めですが、湿度が高いです。こういう雨の日は送迎に気を使います。夜のお迎えの時は渋滞が起きないように、お迎えの時間を少々後ろにずらして頂くよう願いいたします。
さて、中原校は昨日から授業再開!1・2年の授業を行いました。1・2年ともに元気よく授業を受けて勉強を頑張ってくれました。
テストまでの残り日数を逆算して、授業も「教える」時間と「解く」時間の比率が逆転し始めています。
内容を理解するためにも「教える」時間は必要なのですが、テストで高得点を取るためには問題を「解く」経験値が必要になります。
テストが終わった後、テスト直しをすると正答率が跳ね上がる生徒さんがいます。テスト問題を「わかって」いたけどできなかったパターンですね。「わかる」と「できる」は別問題で、わかっていたけど解けないというのはよくあります。ケアレスミスと片付けがちですが、実は「解く」経験値不足から点数を落としたケースです。
対面で聞かれれば、問うてきた相手の表情・身振りといった資格情報と声色・イントネーションなどの聴覚情報を総合して答えることが出来ます。
しかし、テストでは文章による情報のみで思考しなければならないので、読解力が必要になります。
テストで「出来る」ようになるためには、問題文をたくさん読んでたくさん答え、「解く」経験値を上げていく必要があります。
5月は理解力アップと共に解く練習もしていきます。
【習得度チェック表。入り口左に掲示してあります。】
【お勧め本③】
「トム・ソーヤ」 著マーク・トウェイン
1840年代のアメリカのミシシッピ川流域の架空の町を舞台にした、主人公の少年“トム”(本名トマス・ソーヤー)が友人の“ハック”(本名ハックルベリー・フィン)をはじめとする仲間たちとともに、ありふれた日常の中のイタズラや冒険を繰り広げるストーリーです。
主人公のトムのエピソードは、著者マーク・トウェインの少年時代の経験の反映が多くあり、当時のアメリカの子どもたちのリアルさと、フィクションの調和が素晴らしい作品です。出てくるキャラクターそれぞれに魅力があり、最後まで失速することなく物語がすすみます。
本編の中のお気に入りのエピソードがあります。「トムソーヤとペンキ塗り」です。
トムは、いたずらをした罰として、伯母さんに長い長い壁のペンキ塗りを命じられます。もともと、こういう作業が大嫌いなトムはうんざりです。しかし、トムのキャラクターはいやなことをいやなままにはしないのです。
トムは、長い壁を前に、ペンキ塗りの道具を用意したまま、仕事をさぼってブラブラしていました。
友達が通りかかると、トムは楽しそうにペンキ塗りを始めました。
友達が「なにをしてるんだい?」と話しかけても、トムは仕事に熱中して気付かぬふりをします。友達が何度か呼びかけると、やっと気付いたふりをして、「ああ、ビックリした!見ればわかるだろ!ペンキ塗りだよ! 邪魔をしないでくれよ」と言って、すぐに仕事に没頭。
友達「ペンキ塗りっていやじゃないかい?」
トム「とんでもない!こんな楽しいこと、他にないよ! 邪魔しないでくれよ」と言って仕事に夢中なふり。
友達「楽しいの?」
トム「えっ! 楽しいかって? 君はペンキ塗りの楽しさ、知らなかったのかい!」
友達「そんなに楽しい事なら、僕にもやらせてよ」
トム「とんでもない! こんな楽しいこと、君には譲れないよ」
友達「そんなこと言わずに、ちょっとだけでいいから」
トム「だめ! だめ! これはね、僕しかできないんだから」
友達「じゃあ・・・ビー玉をあげるから」
トム「えっ、ビー玉かあ。いくつ持ってる?」
友達「ええと・・・10個あるよ」
トム「えっ、10個かあ・・・しかたないなあ、じゃあ、1メートルだけだよ」
友達「ありがとう!」
トムは、しぶしぶ、ペンキ塗りの道具を渡しながら、「これはすごく大事な仕事だから、特別だよ。内緒だよ」とささやいた。友達は、ペンキを塗り始めた。
トム「あっ、そんな塗り方じゃあダメだよ。はがれちゃうよ!」
友達「じゃあ、こんな感じ? これでどう?」
トム「うん・・・まあまあかな・・・もっとていねいに塗らなきゃあ」
友達「じゃあ、こう? これではどう?」
トム「うん・・・まだまだだなあ・・・僕が叱られちゃうよ」
友達は一生懸命塗り始めて、少し調子が出てきたところで、
トム「1メートル終わったよ。じゃあ、おしまい」
友達「楽しくなってきたから、もうちょっとやらせてよ」
トム「だめだめ! こんな楽しいこと、これ以上はだめ」
友達「じゃあ、ビー玉もう10個あとであげるから、もうちょっとやらせてよ」
トム「あとじゃあダメ! 今でないとダメ!」
友達「じゃあ、いますぐ取りに帰るから、待っててね!」
トム「すぐに戻ってくるんだよ、でないと終わっちゃうよ」
友人がビー玉を取りに家に向かうと、トムはたちまち壁の前でさぼります。別の友達が通りかかると、トムは、すぐに楽しそうにペンキ塗りを再開!
友達がトムに「なにしてるんだい」と話しかけてもトムは気付かないふり…。
こうして、トムは通りかかった友達に、次々と宝物と交換しながらペンキ塗りの仕事をさせていきます。そして夕方には、長い長い壁のペンキ塗りが終わっただけではなく、トムはたくさんの宝物まで手にしました。なんとも寓話めいた話ですね。
嫌な事・やりたくない事を嫌々やるのではなく、そこに工夫を凝らすことで楽しさを見出し、楽しい事にしてしまうのは自分の人生の行動規範になっています。
続編の「ハックルベリーフィンの冒険」になると、活劇要素が減少します。当時のアメリカの人種差別の状況が描かれていて、「トムソーヤの冒険」とは趣を変えています。
小中学生の瑞々しい感性で読んでこその小説だと思うので、是非、図書室で借りて読んでみて下さい。
【SDGs清掃活動】
5月11日(土)にはSDGs清掃活動があります。
中原校 SDGs清掃活動詳細
実施日 5月11日(土)※雨天順延
時間 PM2:00開始PM3:00終了
持ち物 軍手・動きやすい服装
になります。
【昨年の中原校の清掃活動の様子】
先輩たちのように、中原の地を綺麗にしましょう!
【S】