続きだぜ。 何の?
こんにちは、鎌矢です。
前回はSDGsにちなんでエコとゴミ処理の話をしました。
今回も、前回とは別のSDGs的な話です。じゃあ続きじゃなくないか?
CO2排出量の削減が進められているこのご時世、
いまやCO2排出量が企業のステータスとなり、世間評価にも影響しています。
では、企業達は実際に何をしているのでしょうか。
前回お話をしました、エネルギーロスの削減、原料の削減。
エネルギーも火力発電などから生じるものであり、
原料も何かしらのエネルギーから生じているものですから、
燃料の削減により排出されるCO2も削減されます。
企業はそんな研究開発をすすめているのですね。
これだけではありません。
二酸化炭素の排出量を減らす、とてもシンプルな方法もあるのです。
「植物に吹きかける。」
…という手段です。
排出されたCO2を植物に吹きかけ光合成により吸収してもらうというものです。
なんというパワープレイでしょう。
たしかに排出量とは、廃棄物として排出される気体液体固体などに含まれる量のことです。
ならば、自社の植物に受け取ってもらえば、これは排出ではなくなります。
ビニールハウスであれば、ハウス内の空調管理が可能なので、自社製の二酸化炭素をハウスに満たし、光合成をしてもらえれば、そこで余すことなくCO2が吸収されます。
排出していないので、これで企業としてはCO2排出量0です。
どれだけ排出しても、それだけの植物園を持てば排出0です。
パワー系CO2削減です。
…パワー系と表現しましたが、これも実際には簡単ではないようです。
排気ガスがCO2のみでなく、別の有害成分を含むためです。
そのままだと植物がダメになりますので、アミン吸収などによって、CO2のみを取り出す技術を必要とします。
急に知的になりますね。温度差で風邪ひいちゃう。
…排出量が企業イメージの一つとなったこの時代、企業も全力でイメージ向上にあたる。その姿に圧倒された話でした。
皆さんもイメージ向上のために呼吸は植物に吹きかけましょうね。
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