こんにちは。鎌矢です。
そろそろSDGs春の清掃活動の時期ですね。
大月校舎では4/27 13時~14時の予定で実施されます。
是非ご参加下さい。
さて、私は山口大学工学部出身で、学科名は「循環環境工学科」。
「ゴミの扱い」がテーマに上がるような講義が多かったのです。
SDGsが大きく掲げられる前、エコ活動が工業のトレンドでした。
省エネや低燃費などのものに補助金が付き始め、
各企業がコストを削減すればさらに補助金ももらえるとなり、
効率を求めた研究開発が盛んになりました。
(ただ、補助金のためにデータを改ざんするなんて話もありましたね…)
省エネ、低燃費は使う資材や燃料が減る、ということなので、
それに伴い副産物、いわゆるゴミも削減されるのです。
つまり、モノづくりなどで研究開発が進めば、ゴミの量も減るのです。
一方で、いくら低燃費といえども、副産物を0にするのは容易ではなく、ゴミは削減されつつも排出されます。
ゴミも出しっぱなしではいけません。ゴミ処理にもエネルギーが使われます。
ならばゴミ処理にも効率化、省エネや低燃費化が求められます。
よって、「ゴミを出さないようにする」研究と、「出たゴミを効率的に処理する」研究がそれぞれして進んでいました。
…大学は研究機関です。私の学科には、このそれぞれの研究がテーマの教授がいらっしゃいました。
講義の1つに、各コマで教授1~2名が研究テーマの紹介をするものがあったのですが、
この双方の研究テーマの教授が同時に入り、講義中に静かな戦いが始まりました。
かたや、
「ごみを排出しない研究が進めば、いずれゴミ処理の研究は意味をなくすのです」
と話せば、次には
「エネルギー変換効率には上限があるので、ゴミ処理技術はなくてはならないのです」
と、同じ講義に二つの論理。
その日、講義のレポートに私が何を書き残したか、いまではもう覚えていません。
SDGs春の清掃活動
4月27日土曜日 13時から14時
大月校舎または上野原校舎に集合をして下さい。
軍手や汗拭きタオルを忘れずに持ってきて下さい。
ちなみに一般家庭のごみ処理は、焼却炉の高火力化により、廃棄可能な物品の種類が増えたりしております。難燃性のものもダイオキシンを生じずに処理できるためで、CDやVHSなどが廃棄可となり驚いた方もいらっしゃいますでしょうか。
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