こんにちは、富士南校の平田です。
いよいよ4月ですね。
少し前から急に暖かくなってきました。
というか、むしろ暑いですね。
衣替えから上着を着たのは5回でした。
うち3回は町内の神社の祭典でした。
このまま行くと、あと1回で終わりそうです。
富士南校で今旬の話題といえば、何と言っても菊池先生のテレビ出演です。
たまたま静岡に出掛けた時にインタビューを受けたとのこと。
この日車載テレビで偶然見た私は、本当にビックリしてしまいました。
天明4(1784)年4月2日、江戸城内にて佐野政言によって田沼意知が殺害されました。
意知は老中・田沼意次の後継者で、若年寄の要職に就いていました。この事件は全くの逆恨みによるものでしたが、当時は田沼政治に対する反感が高まっていたため、佐野は「世直し大明神」と称えられました。
田沼意次といえば、かつては極悪人の代名詞でした。
時代劇でも、必ずといっていいほど悪役で登場しました。
これは江戸時代という保守的な時代の中で、農業路線から商業路線に切り換えたこと、しかも当時商業は賤しい職業だと感じられていたことが影響しています。
結局田沼は反対派(つまり農業路線派)によって失脚させられてしまいます。
田沼路線を継承した薩摩や長州によって幕府が倒されるのですから、皮肉なものですね。