校舎ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
校舎長の横森です。
さてテスト対策今週も真っ最中です。
学校のワークもコツコツ進めてください。
評定を上げるために大事なことは、
➀テストの点数 ➁授業態度 ➂提出物
この3つです。
そのため、
ワークチェックを大里校でもしています。
今回はみなさん難航していますが、
上条&押原のみなさんは14日(水)が期限!
玉穂&市川のみなさんは19日(火)が期限!
期限通りちゃんと仕上げて見せてください。
今回はテスト範囲長いですね。
社会科を見ていても、
なんとか中1の間に世界地理を!鎌倉時代までを!
なんとか中2の間に日本地理を!明治時代までを!
という雰囲気を感じます。
地理で思い出しましたが、都道府県って不思議ですよね。
え?って。
だって全部「県」でいいじゃないですか?(笑)
もちろん、ちゃんと意味があるんですよ。
「都」は「みやこ」。政治の拠点という意味です。首都「東京」にはふさわしいですよね。
「府」も「みやこ」。昔は政治の拠点を表しました。
そのため、平安京の置かれた京都は「京都府」。難波京の置かれた大阪も「大阪府」です。
(じゃあ奈良県も「奈良府」でいいじゃないかと思うんですけれどね……(笑))
ついでに「甲斐国」の「府」なので、「甲府」です。
じゃあ、、、「道」は?
北海道??北の海っぽいけど「道」???
これは実は、奈良時代以来の地方区分に由来します。
奈良時代、壬申の乱に勝利した天武天皇は唐の法律「律令」を用いて、
天皇を頂点とした「律令国家」の建設を目指します。
このとき、日本全国を治めるために「行政区分」が必要になります。
中学の歴史では「日本全国を『国・郡・里』に分けた」という部分は習います。
「国・郡・里」はこんな感じ。
今でいうと都道府県・市町村・自治会っていう感じですね。すこーーしだけ違うんですけれど。
でもそれだと日本全国に66から70の「国」があり、まだまとめきれたとは言えません。
そのため、「国」の上にさらに大きな行政区分「畿内七道」というものがありました。
こんな感じ。今でいう「地方」と同じです。
北陸道なんてそのまま「北陸地方」ですし、西海道も「九州地方」ですしね。
「畿内」は京都周辺の「天皇のおひざ元」というあたりです。
その他の日本が「七道」に分けられていました。わかりやすいですよね、「東の海」とか「西の海」とか。
でもこれ、奈良時代に決められた行政区分なので、当然「北海道」と「沖縄(琉球)」は含まれていません。
で。
明治時代。奈良時代の行政区分を参考に、蝦夷地を「北海道」と名付けて編入したわけです。
そうなんです、「北海道」とは地方の名前なんですよね。
実際に、明治時代の中期には北海道の中にも「函館県」「札幌県」「根室県」の3県が設置されました。
だから北海道だけ「道」なんですねぇ。
歴史と地理を知っているとわかる疑問でした。
知識をしっかりつけると、こんな風にわかることも増えるんですよ。
みなさんも知識をしっかりつけて、使えるようにしてテストに向かってください。
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