- 高校3年生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。結果は真摯に受け止め、次の目標に向けて更に努力を積み重ねて行きましょう。最後の最後まで諦めない強い精神力を堅持して!
久しぶりに『生き方』からの続きを書いてゆきたいと思います。
心を磨くために必要な「6つの精進」
もちろん心を磨き、高めることが問われているのはリーダーだけではありません。心をよい方向に高めて、能力のみならず人格ある人間を、賢い人間であるだけでなく正しい人間を目指すべきであるのは、どんな人でも変わりはありません。それは生きる目的、人生の意義そのものであるといってもいい。私たちの人生とは、私たちの人間性を高めるためのプロセスにほかならないからです。
それでは、心を高めるということは、いったいどういうことなのでしょうか。それは、けっして悟りの境地、いわば至高の善的境地に達するなどという、むずかしい話ではなく、生まれたときよりも少しでも美しい心になって死んでいくことではないかと思います。
生まれたときよりは死ぬときのほうが少しは進歩した、少しは心が磨かれたという状態。それは、身勝手で感情的な自我が抑えられ、心に安らぎを覚え、やさしい思いやりの心がしだいに芽生え、わずかなりとも利他の心が生まれるというような状態です。また、そのような美しい心へと、もって生まれた自分の心を変化させていくことこそが、われわれが生きる目的です。
いかがでしょうか?
今年に入り大きな出来事がありました。一つは元旦の能登半島地震。もう一つは正月二日の成田空港での海保とJAL旅客機の接触事故。そして、これは昨年暮れからの話題になりますが、派閥によるキックバックに関する事件。
能登半島地震では多くの貴重な人命が失われ、多くの傷跡を残し、いまだに苦しんでいる人々が数多くいます。その中で懸命に助けたい励ましあい、愛の手が差しのべられている様子は、心を打つものがあります。
成田空港での事故に関しては、残念にも海保の方が亡くなられましたが、JAL機に乗っていた何百人もの人命が救われたことは、奇跡的とも言えるでしょう。
そして最後のキックバックに関しては、上記の稲盛氏の言葉を捧げたいと思うニャンコ先生です。
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)