下吉田校 最後に助けとなるのは・・・

こんにちは。下吉田校の高根です。

2024年もあっという間に3週間を過ぎようとしていますね。受験生の皆さんはより一層時間が経つのを速く感じているのではないのでしょうか?

さて、今週末には「高校入試実戦模試」がございます。

校舎の生徒には授業ごとに伝えていますが、国語は特に時間配分が肝要です。

何分で文章を読み、何分で問題を解くのか。時間に追われ過ぎるのも良くないですが、入試本番を想定して1点でも高い点数を取れるよう時間を使っていきましょう。腕時計を忘れずに持参してくださいね。


中学3年生に限らず、国語に関する質問で圧倒的に多いのが、「国語って何を勉強したら良いですか?」という質問です。

皆さんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

私自身、学生時代には国語の勉強方法がわからず悩んでいました。

実際に生徒に聞かれた際には必要に応じて個別にアドバイスをしていますが、結局何を勉強すべきかと言われると「全部」というのが答えになります。

つまり、国語で点数を伸ばす、成績を上げるには全部の内容を満遍なく勉強しなければいけません。

具体的には、文章の読み方、記号問題の選び方、記述の書き方、漢字、文法、古文、その他もろもろ、ということになります。

一個だけ突出してできたとしても、それだけでは得点につながりにくく、様々な「点」としての知識が「線」となって結びついたときに、初めて「わかった」「できた」となるのが国語という教科だと考えています。

そのため、根気強く地道に勉強していかなければいけません。

しかし、それでは答えになっていない、なにからやればいいのかわからないという意見もわかります。そこで皆さんにまずやって欲しいことは「語彙力の向上」です。

根本的な解決とはなりませんが、言葉の意味さえ分かれば朧気であっても文章を読めたということになります。反対に、文章中に知らない言葉が沢山あればあるほど文章が読めない、問題で何を問われているかわからない、結局問題を解けない、という負のループに陥ってしまいかねません。

さらに、言葉のちょっとした意味の違いが正誤を分ける問題も少なくありません。

では、どのようにして「語彙力」を高めるのでしょうか?

それは「自分で調べる」に限ります。辞書で調べる方法が一番好ましいですが、スマホやパソコン、何でも良いので自らの力で調べてみましょう。先生やその他の人から聞くのも一つの手ですが、ここでは自分で調べるということがポイントです。

1日1個でも覚えれば1カ月で30個、半年も経たずに100個以上の言葉の意味を習得できるはずです。

今から始めれば来る日に必ず皆さんの助けとなってくれるはずです!

ぜひ国語で悩んでいる人は実践してみてください!!