稲盛氏『生き方』からの抜粋です。 P.106より
『好き』であればこそ『燃える』人間になれる
物事をなすには、自ら燃えることができる「自燃性」の人間でなくてはなりません。私は、このことを「自ら燃える」と表現しています。
ものには三つのタイプがあります。
- 火を近づけると燃え上がる可燃性のもの。
- 火を近づけても燃えない不燃性のもの。
- 自分で勝手に燃え上がる自燃性のもの。
人間のタイプも同じで、周囲から何もいわれなくても、自らカッカと燃え上がる人間がいる一方で、まわりからエネルギーを与えられても、ニヒルというかクールというか、さめきった態度を崩さず、少しも燃え上がらない不燃性の人間もいます。能力はもっているのに、熱意や情熱に乏しい人といってもいいでしょう。こういうタイプはせっかくの能力を活かせずに終わることが多いものです。
組織的に見ても、不燃性の人間は好ましいものではありません。自分だけが氷みたいに冷たいだけならともかく、ときにその冷たさが周囲の熱まで奪ってしまうことがあるからです。ですから私は、よく部下にいったものです。
「不燃性の人間は、会社にいてもらわなくてけっこうだ。キミたちは、自ら燃える自燃性の人間であってほしい。少なくとも、燃えている人間が近づけば、いっしょに燃え上がってくれる可燃性の人間であってもらいたい。」
物事をなすのは、自ら燃え上がり、さらに、そのエネルギーを周囲にも分け与えられる人間なのです。けっして、他人からいわれて仕事をする、命令を待って初めて動き出すという人間ではありません。いわれる前に自分から率先してやりはじめ、周囲の人間の模範となる。そういう能動性や積極性に富んでいる人なのです。
続きは次回にしたいと思います。
要は、勉強に燃え上がれる人間になることが成功する秘訣ということになるでしょう。では燃え上がるには何が必要か? ズバリ、〇〇〇〇だ!!とニャンコ先生は考えています。 〇〇〇〇にはカタカナが入ります。 さてなんでしょう??
答えは次回に持ち越しです。
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)