中原校R5-176【「刺激」と「親心」】

🍠🌌秋入学受付中🌌🍂

秋入学受付中(クリックでリンクが開きます)

お申込みお問合せは文理学院中原校にお電話ください。

中原校☎054-204-6755

また、下記リンクからメールにてお問合せもできます。

お問合せフォーム(クリックで開きます)

9/21(木)雨天●

本日の静岡市は久々の雨。気温も下がってくれると嬉しいです。

昨日は中3生の面談を行いましたが、非常に教師冥利に尽きるお話を頂き、ハッピーな気持ちになれました。

1件目のAさんは、夏の学調特訓で普段顔を合わせない他校舎の生徒さんと勉強することで刺激を受け、受験生としての自覚が芽生えたというお話を頂きました。学調特訓以降、お家で勉強する時間が増え親御様から見ても「うちの子は受験生になった!」と思えたそうです。

塾講師の仕事の本質は、生徒さんをやる気にさせることにあります。わかりやすい授業を心がけるのも、講習やイベントを組むのも、全て生徒さんに刺激を与えてやる気になってもらうためです。文理が与えた刺激がお子さんの行動・生活・習慣を変えたならばこれに勝る喜びはありません。お話を聞いて本当に嬉しかったです。

 

もう1件。中3のB君の面談では、定期テスト・模試も順調で、第1回県学調の結果も取れました。しかし、お母さんの目から見て受験生らしい生活態度ではなく、見ていてい心配というお話でした。生徒さん本人は、結果も出しているのにお母さんは心配性だなといった感じでした。

「親心」というテーマで話させて頂きました。

「世の親御さんの願いというのは、子どもが立身出世する事でも、リッチマンになる事でも、高学歴を身につける事でもないんだよ。子供が一人前になってくれることが願いなんだよ。君のお母さんも君に一人前になって欲しいと願っているんだよ。だから心配なんだよ。」

「一人前というのは、親の手を離れ自分の事がしっかりでき、さらに、家族や友人、親しい人たちの助力も出来るような存在になる事。いつまでも親頼りではなく、しっかりと自分の足で立って、自分の人生を歩ける存在が一人前になるという事だよ。さて、今の君は一人前といえるだろうか?それを満たしていないなら半人前という事だよ。それでは親は心配するって。」という話をしました。

B君は現状結果も出していますし問題はありませんが、それは今だけを見ての事なので、もっと先の将来の事を考えるように話をしました。志望高校は明確にありますが、将来どんな仕事をしたいのか?大学は東京に出てみたいのか?所在地はこだわらないのか?何学部に進学したいのか?どんな大学生活を送ってみたいのか?高校では何部に所属してどんな高校生活を送りたいのか?などなど。足元を見ることも重要ですが、下ばかり見ていては疲れてしまいます。遠大なまだ見ぬ未来に夢をはせることでモチベーションは上がっていきます。

一つ一つの未来について語り合う事で、B君の表情にも前向きさが宿ってきました。間近の数字に安心することなく、遠い先の未来について考え、普段の行動を改めようと話を結びました。

こちらの意志とお母さんの気持ちは伝わったと思います。もちろん、一度や二度の話し合いで行動のすべてが変わるほど人間は単純な生き物ではないので、今後も油断したり、動揺したり、焦燥に駆られたりするでしょう。その都度、文理学院の教師として「魂」を込めて対応していきます。

お子さんの様子や心配なことがございましたら、是非お気軽にご相談ください。即対応いたします。