大里校(2023年度第82回)百合の花が咲くころに

こんにちは。深沢です。
いよいよ6月も終わりに差し掛かってきました。
つまり、この2023年も半分を終えようとしているということですね。
あっという間の半年のような、長かったような、そんな気がしてきます。

さて、先日、この花を見かける機会がありました。

ユリの花です。漢字では「百合」と書きます。
ちょうど今の時期に咲く花で、その美しさだけでなく、華やかな香りも特徴的です。
この花が咲いているのを見ると、「いよいよ夏が来るな」と思います。

ユリと言えば。
先日観劇をした際、ある役者さんの歩く姿がとても優雅で美しかったのですが、
そのときに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉を思い出しました。
古来、優美な女性をこのように表現したようなのですが、初めて聞いたときはあまりぴんと来ていなかったのです。

ユリは風に吹かれると、自然と目がひきつけられるような素敵な揺れ方をします。
それが由来となり「ユリ」という名前になり、さらにこの慣用句でも、
「ユリのように歩く姿は美しい」とされたようですね。

なるほど、これが「百合のように歩く」か、と納得しました。たぶん。

先ほどご紹介した慣用句ですが、優美な女性像を花々にたとえたもので、
そんなたとえの表現を「比喩」といいます。

私の表現技法で使われがちな比喩ですが、日常会話で用いる慣用句やことわざにも活かされており、私たちの身の回りにあふれています。
たとえば、気持ちの強さを「温度」にたとえて表した「情熱」「冷静」などの言葉が挙げられます。
特に、美しい花はよく引き合いに出されますね。

難しい表現のように思われますが、何気なく使っている言葉にも比喩が活かされていて、
気づいたときには宝を見つけたような、幸せな気持ちになります。

日常生活にあふれたものから何か気づきを得られるような、素敵な生活を送りたいものです。

さて、「ユリが咲いたらいよいよ夏が来る」ということで、

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