中原校R5-58【非認知能力】

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5/11(木)晴れ

本日は私の家のある藤枝市は土砂降りでした。通勤路である国道150号線を静岡に向かって移動。日本坂トンネルを通過し静岡市に入ったら晴れてました。

トンネル一つでこうも天気が変わるかとびっくりしました。

中2の理科で習いますが、雨雲は西から東へと移動するので、夕方からは雨になるそうなので、自転車で通塾してる方は注意して下さいね。

 

さて、今回のタイトルですが、ある日、文理学院静岡ブロックの会議の中で、「非認知能力」という言葉ができたのですが、教育において、どんな意味を持つものなのかと興味を持って、関連する書籍を読んでみました。

「非認知能力」というのは文字通り、認知能力に非ずという意味でした。認知能力というのは、IQ(知能指数)に代表されるテストで測ったり数値化したりできる知的な能力(学力)を指すのに対して、「非認知能力」というのは認知能力以外のもの全ての(数値化できない)能力を指す幅広い言葉でした。

具体的には「社会情動的スキル」と言われ、「目標の達成」「他者との協力」「情動の抑制」といったカテゴリーがあるそうです。こう書くと、お堅い言葉で脳にしみこまない感じですが、言い換えると、「目標や意欲、興味・関心をもち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢を中心」とする力です。

例えば、やり抜く力、目標に向かって頑張る力、自制・自律性、自己肯定感、他者へ配慮、コミュニケーション能力などが「非認知能力」に該当すると学びました。

では、文理学院の授業の中で、この「非認知能力」を向上させるにはどうしたらいいか?という事を考えました。

例えば、テストに向けて用語を暗記する。計算能力を向上させる訓練を積む。高難易度の問題にチャレンジして、解法を身につける。というのはテストの点数を上げるという認知能力の向上です。この認知能力を向上する過程で、「非認知能力」も向上させれます。認知能力と「非認知能力」は別々に見えて相関関係があり、認知能力を鍛えることで、「非認知能力」も向上すると学びました。

やり抜く力、目標に向かって頑張る力、はテスト勉強を通じて培うことができます。

自制・自律性、はやる気スイッチがなかなか入らない時でも、自己を律して頑張ることで身に着きます。

自己肯定感、は努力している途中経過を私たち文理の教師からの賞賛されることで得られます。成果が出た際の称揚で確固たるものになります。

他者へ配慮、コミュニケーション能力、は文理学院の集団授業で学ぶ際に、SLANTとしてしっかり身につけるように指導しています。

今回学んだ事でわかったのは、文理学院には「授業4定義」があります。内容は、①双方コミュニケーション型の授業  ②発問・復唱で反復し、その場で定着を図る授業  ③生徒の頑張りを徹底的に褒める授業  ④SLANTを大切にした授業(Sit up 「正しい姿勢で座る」 Listen 「よく耳を傾けて聞く」 Ask questions 「質問をする」 Nod 「頷きながら聞く」 Track the speaker with your eyes 「話し手に視線を向ける」の頭文字)です。

この「授業4定義」を徹底的に実践していけば、おのずと生徒さんの「非認知能力」は向上していくと考えました。

あらためて、「授業4定義」を肝に銘じて授業を行っていこう!と誓いました。

さぁ、今日も全力全開で頑張ります!

※※※告知※※※

小学生算国受講の生徒さんは、明日5/12(金)PM5:00~6:25で算国の文理チャレンジテストになります。新学年での初めてのテストです。しっかり準備して臨んで下さいね。

小学英語受講者はその後、PM6:30~7:10で英語の授業になります

大里中3年は修学旅行で、本日の授業が受けれませんが、来週5/15(月)の5時から振替授業を行い、受けれなかった5/11(木)分の授業を行います。

【坂】