【富士宮西】耳にはいつも聞きづらい忠言、

どう手を抜こうか、どう楽をしようか

そんなことばかり考えていた中学生の頃。

いつも厳しい言葉で叱ってくれた部活の顧問、M先生。

平日は朝6時半から8時までの朝練、午後は3時から7時までの練習。

土曜日は午後1時から5時、日曜日も午後1時から5時。

盆と正月以外全て部活の予定を組むM先生の気持ちが

当時の私はまったく理解できませんでした。

しかし、大人になった今、M先生が家族との時間より

私たち部員に時間を使ってくれたことの意味がよくわかります。

 

高校、大学時代にはM先生のような熱心な先生に出会うことはありませんでした。

というより、避けて生きてきました。

「二度とあんなきつい思いはしたくない。」と。

大人になってもしばらくは「楽をしたい」と思って生きていました。

25歳の冬、父が他界しました。

 

それから

子どもの頃からずっとやりたかった塾講師に転職。

文理学院に入り、

そこで出会った中学時代のM先生のように熱い先輩、

それがO先生でした。

彼の話す言葉は段違い、けた違いに志が高く、

当時の私には理解はできませんでした。

しかし、富士宮西校で厳しい指導を(断続的に)10年以上受け続けるうち、

私は中学時代のM先生とO先生を重ねていました。

仕事に対する情熱、仕事にかける時間、結果に対するこだわり。

 

「私の人生に再び熱い先生が現れた」と思うようになりました。

たくさんの厳しい言葉は砥石となり、

今も私を磨き続けてくれています。

 

 

菜根譚(前集五)

耳にはいつも聞きづらい忠言や、諫言を聞き、

心にはいつも受け入れがたいことがあって、

それではじめて、道徳の道を進み、

行動を正しくするための砥石となるのである。

もし、言葉がすべて耳に心地よく、

ことがらがすべて快適であれば、

それは、この人生を自ら猛毒の中に埋没させてしまうようなものである。

 

O先生が社長を務める文理学院

春期講習生を募集しています(`・ω・´)ゞ

ぜひ、一緒に勉強しましょう!!!

【説明会】3月5日(土) 18時~

 

お待ちしています。

中野