こんにちは、五味です。
『哲』という漫画、アニメをご存じでしょうか?麻雀を舞台にしており、コンビ打ちなどの技(イカサマ)を駆使して、主人公である哲が麻雀打ち達と勝負をしていくというものです。違法賭博が背景にあるので、今同じようなことをしたら捕まってしまいます。(その当時も犯罪ですが、、、)気を付けましょう。
ある日、哲の相方、房州さんはいつものようにサイコロ振りを練習していました(サイコロ振りはコンビ打ちには欠かせません)。房州さんはサイコロを振って好きな目が出せます。好きな目を出せるように日々サイコロを振り続けているのです。行きつけのバーのママがそれを見て、「ばくち打ちってのは楽して大金を稼ごうって人種だろ?その割にはやけに勤勉じゃない。」と言います。房州さんはその返しで「怠惰を求めて勤勉に行き着くか・・・カカカ、それもそうだ」と言いました。
「怠惰を求めて勤勉に行き着く」
という言葉、とても私に合っていて好きです。
私は根っからの怠け者で、面倒くさがりです。隙あらばさぼりたいです。残念ながらそういう特性です、治したくても治せません。それでも高校時代は勉強を頑張れました。それはこの言葉
「工業化の基本は、楽するために苦労する。」
に出会ったからでした。
工業は最初が肝心、設計などに物凄く苦労する、しかし一度設計してしまえば(メンテナンスなどはあれど)あとは勝手にやってくれるから楽になる。勉強も同じなんだ。
多分、学校の先生が言ってくれた言葉です。(言ってくれた人、覚えて無くてすみません。)この言葉を聞いて、なぜ今勉強を頑張っているのかということの回答を得られた気がしました。今頑張ることの正当性と同時に、将来の可能性を高めている行いであること、そして将来楽ができるということ(私にとっては大事!)。この言葉に出会っていなければ自堕落な人生を歩んでいた気がします。
将来っていつだ、そんなこと考えていたらいつまでも結局苦労しているじゃないか!お前は怠け者じゃない!という意見もあると思います。将来を決めるのは自分次第だと思います。高校時代の頑張りが10年後、「あ、高校の時頑張っていてよかったー」と思えたらそれでいいと思うのです。1カ月前に準備していた仕事が今になって「あの時頑張って準備してよかったー」と思えればそれでいいと思うのです。
今、楽できている!!昔の自分、よくやった!!
こう言えるように今日もせっせと未来のために頑張ります。