【大里校 No.94】「分からない」が分からない

こんにちは、大里校の深沢です。

今日は、学生の頃に反省した経験を思い出していました。

私は、「分からないことがあったら質問してね」という言葉が嫌いでした。
どうして分からないのか分からないから困っているのに、あまりにも無責任だ、と思ったからです。

つまり、分からない点を「分かる」必要があるわけです。
「分からなければ質問しに来るな」と言われているような気持ちになります。

だから質問できなくなる。だから分からないままになる。当然できない。
そして、「どうして何も考えないの?」「そうやってすぐ諦めるよね」「質問しに来なかった自分のせいだ」と言われる。

そう思っていたはずなのですが、私もサークルの後輩に「分からないことがあったら質問してね」と言っていました。
なんて無責任なんだ。その時に気づけて良かったです。

授業中だと難しいですが、授業後の個別対応では、
生徒の皆さんと一緒に、何がわからないのか考えるようにしています。

時間はかかるかもしれませんが、その理解はきっと、これからの皆さんの人生において
良い経験になるはずです。

ちょっと残れそうだな、というときには、ぜひ一緒に「分からない」が何か
考えましょう!

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