校舎ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
副校舎長の横森です。
夏期講習も一週間が終わろうとしています。
いやー、暑かったり雷が鳴ったり豪雨になったり、
お空もみなさんもいそがしい一週間でしたね(笑)
天気も暑いですが、双葉校も暑い。
踊り場にはこんな熱い掲示が↓
こちら、校内生の「夏期講習決意」、目標です。
皆さんの目標を、山中先生が準備してきれいに貼ってくれました。
「目標」って大事ですが、わたしが就職して最初に感じた学生時代とのギャップも「目標」についてでした。
そのギャップは一言で言えば、「重さ」です。
ポイントは3点。
➀目標とは必達であること
小中学生のときの目標って、達成したかどうかよりも、決めることが大事で達成は二の次という感じがしますよね。
「夏休み、しっかり宿題する!」とか「英語の単語を覚える!」とか、
本当に達成できたかどうかの検証がしにくい内容でもOKだったりします。
しかし、就職して立てる目標は、基本的に必達の目標なんですよね。
「仕事頑張る!」「契約取る!」「たっくさんお客さん集める!」とかだと必ず上司と呼ばれる人に怒られますよね(笑)
「顧客満足度〇〇を達成」「夏期キャンペーンの契約率〇%」「営業売り上げ〇〇円達成」「昨対達成」などなど。
このギャップ、小中学生のときに以下の2点に意識しないことが理由な気がします。
➁定量的目標であること
定量的というのは、「量や数値でとらえる」ということです。つまり、数をはっきりさせた目標ということですね。
「英語の単語を覚える」は定量的とは言えません。
これを例えば、「一日20単語覚える」とか「夏休み中に2000単語覚える」とかであれば、
夏休みの終わりにできたかどうかの検証が簡単ですよね。
就職して立てる目標は大体定量的な目標ですからね。
➂定性的目標であること
定性的というのは、「量や数値以外で感覚でとらえる」ということです。つまり、自分の気持ちのお話ですね。
「英語の単語を覚える」もまだ定性的とは言えません。
これを例えば、「英語の単語を覚えて、英語への苦手意識をなくす」とか「単語を覚えて、テストの点数を伸ばす」とかであれば、
「英語の単語を覚える」という目標が将来にどう生きるかがはっきりしますよね。
就職してからの目標はその場その場の目標ではなく、その数字を達成して将来どうなりたいかを考える目標なんですよね。
つまり目標とは「将来の理想像を作るために今どんな数字を達成しなければいけないか」なんですよね。
「今→定量→定性」みたいな。これを最近ではOKR(Objective and Key Results)と呼びます。
だから生徒の皆さんには
「しっかりとか頑張るとかじゃなくて、志望校に届くように量や数字で表そう。必達目標だ!」
と伝えて目標を立ててもらっています。
ぜひ、夏休み。自分の立てた目標を「必達」するために貪欲に勉強に励んでいただきたいです。
どの学年にとっても大事な時期ですからね。
みなさんそれぞれの目標を達成するために、我々も全力で付き合います。