6/30(木)快晴〇
6月最終日になり、明日から7月になります。静岡市は今日もうだるような暑さです。
安西校では暑さに対抗する新兵器を導入しました
【送~風~機!(水田わさびではなく大山のぶ代風で)】
さらに、虫対策の一環で
【電気殺虫ネット】
生徒さんの学習の集中を妨げるものは極力排除して、集中できる環境を提供します。
今回の定期テストの優秀者の窓掲示を作成し、汗だくになりながら掲示しました。
【バーン!】
【ババーン!!】
【バババーン!!!】
安西校の大きな窓三面が埋め尽くされました!
頑張って成果を出した安西校生に祝福を👏
さて、そんな中、一昨日の夜、生徒さんのお母さんからの依頼で、生徒さん・お母さん・田中先生・私の4者面談を行いました。思うような結果が出ずに苦しんでいるAさんの面談でした。
Aさん曰く、自分なりに努力をしたつもりだったけど結果が出ない。成果が出ないなら努力をする意味がないと嘆いていました。自信喪失による自己否定のループにハマってしまっていました。
まず、雑談の形で入って、生徒さんが顔をあげて、私の目を見てもらえるように話しをしました。顔が上がったところで、テストまでの生徒さんがどんな努力をしてきたかを、私が解説しました。自分ではなく、先生が自分がしてきた努力を知っている。認めてくれていると思うと、生徒さんの心に話を聞く体制が整ってきています。
私の考えですが、人間なんで努力するかといえば、他者から肯定を得たいからだと思っています。生徒さんがテストに向けて努力するのは、数字を出して「偉いね!」「すごいね!」「頑張ったね!」という賞賛を得て、肯定感を得るためです。(逆説的に叱られたくないというのは、否定をされたくないからだと考えています。)
では、点数という結果が出なかったら、それまでの努力は全否定されるのか?
勝負が1回のみで、リマッチが用意されていないなら、そういう考えもあるかもしれません。しかし、次の勝負の場である学校定期テストは2ヶ月後に用意されているのです。今回の努力の過程は、次回のテストで結果を出すための長い準備期間だったと考えればいいんだよと話をしました。
そして、今回努力はしたけど、結果につながらなかった原因は何かを一緒に考えました。
➀努力の量は十分だったか? ⇒ 机に向かった時間は長かったけど、集中していた時間は少なかった気がする。
②質の高い勉強をしたか? ⇒ わからないところの質問は前日になって初めてした。
③失敗した教科に割り振った勉強時間は? ⇒ 一番少なかった、、、
問題点は明確になりました。次に問題点をクリアーするための方策を一緒に考えました。家では集中を妨げる要因が多く、なかなか集中できない。なら、学校帰りに毎日文理に来て、自習室を有効活用しようとなりました。
わからない問題や、疑問点があったら、即質問して質の高い勉強をする。寝る前に歯を磨くのと同様に、わからないところはすぐ教えてもらうという事を習慣にしてしまおうと話したところで、Aさんの自己否定のループは断ち切られ、前向きな気持ちを取り戻してくれました。
30分程度の面談でしたが、生徒さんの気持ちが再点火されたのが感じられ、次回こそ、Aさんが満足する結果がでるようにしなければと、使命感を新たにする面談でした。
【坂】