記憶に残す工夫

こんにちは。大月校舎高等部の大西先生です。今週も体調に気をつけて元気に行きましょう。

今回は”単語を記憶に残す工夫”について書きます。当然の大前提ですが”魔法のような記憶法”などあろうはずもありません。地道に積み重ねて行くしか道はありません。だからその道を行きましょう。その際に特に意識した方がいいことを書きましょう。

・目の記憶
”出会いの記憶”ともいえるもので”その語句に出会ったことはある(見たことはある)という記憶”です。最も初期段階の記憶であり先ずはこの段階に到達する必要があります。そのために重要になるのが次の”口の記憶”です。
・口の記憶
”音の記憶”です。”実際に発話したことがあるという実体験の記憶”です。本来言葉は”意味を持つ音”であり”その音を文字化したものが単語”です。”文字と音を一体化させて記憶に残す”ように意識しましょう。”綴りを完璧に覚える”という意味ではありません。あくまでも”単語の文字を英語音で言える”ということです。文字を強く見つめながら発音します。文字のどの部分がどういう音になるのか意識して声に出します。実際に声を出せない場所(場面)でも”音をイメージして唇を動かす”だけでも効果はあります。発音も英語母語者のようなネイティヴ的なものである必要はありません。発音記号に忠実な読み方が出来れば大丈夫です。読み方がわからない語句は学校や塾の先生に聞きましょう。この”発音できるという段階まで行けばその語に対するストレスが減り免疫ができた”ということです。あとは”その覚えた音に意味を追いつかせる”ことに全力を注ぎます。
・頭の記憶
”脳の記憶”であり”意味の記憶”ですね。意味を強くイメージしながら文字を音に変えていきましょう。目と口と頭を総動員して発音しましょう。お経のように呪文のようにひたすら繰り返しましょう。手を動かす必要もあるでしょう。自分自身の学習経験を積み重ねることで自分なりの工夫がおのずと生まれてくるでしょう。やってみましょう。やって行きましょう。

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ともに熱い夏にしましょう。