10月も終わりを迎える時期、霜降。朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、朝昼との寒暖の差ができ、紅葉が少しずつ鮮やかになっていきます。この「霜」は小さなころ「霜柱」と思っていましたが、霜は冷たい空気により空気中の水分が凝結し、草木や地面が白くなる現象。最近はこの時期に見れるのはごく一部の地域ですが…
恩師
私がお世話になった恩師の方が亡くなったと聞き、まだ若い方だったのにとやるせない思いになっています。私が通っていた高校は単位制をとっており、世界史の点数があまりにひどかった自分で危うく留年になりかけましたが、私のためだけに開校した8時限目の生物Ⅱを受講することで何とか免れたものです。本当にありがとうございました。結果として物理、化学、生物すべてⅡまで履修することができ、大学の生物の授業でも単位が取れ、今も生物の知識があってよかったと思っています。
西日本へ
お休み中に関西方面へ行っていました。以前お世話になったシナリオライターの方といろいろお話をしました。「もういい年齢だから書けない…」と言っていたのが、帰り際には「また書くよ」と言ってくれたのが今回の旅の大目的です。私たち私塾の講師も授業やプリント、生徒の成績を上げるために様々な創作を行っています。創作をやめてしまったときの自分の価値を思うと、この仕事を続けている意味や価値が見つかります。
その後は関西にいるつもりでしたが、予定を変更してフェリーで九州の門司へ。久しぶりのフェリー徒歩乗船だったこともあり、個室をとってのびのび過ごしました。泊まって移動して破格の8000円程度。大浴場、レストランもあるので最高です。寝台列車がサンライズ出雲、瀬戸くらいしか定期運航しない今、個室で寝ていたら朝つく快適なフェリー旅をおすすめしたいです。欲を言えば静岡や名古屋から西日本方面のフェリーでないかな…
洗面台、クーラー、ベッド、デスク、テレビ、電気ケトル、ハンガーに歯ブラシまで完備、共用スペースには冷蔵ロッカーまであります
翌朝、新幹線に乗ったら電話がありました。なんと鍵を部屋に置き忘れ、手持ちしているという大失態。「本州の方ですよね。お帰りの際に鍵を渡してもらえれば大丈夫です。」本当に対応が良いと思いましたが、さすがにまずいと思い、最低限の用事だけ済ませ、飛行機を直前予約しなんとか返却しました。旅下手だなと思いながら、久しぶりのスリルある旅行でした。
その後は神戸三宮をぶらりと歩き、修学旅行生が食べるか悩んでいたのでアイスをおごっていたらものすごい人数がきて大破産。難波で困っている外国人の方がおり、話を聞いたらロシア人の方でした。情勢的にあまり話したくないと最初は言っていましたが、私がサハリンやモスクワに行った話をしたら大盛り上がり。大学生のように夜な夜な歩き飲んで帰ってくるという訳が分からない旅行でしたが、会う人みんないい人でした。このような経験が一番心に残ります。
良い塾、良い先生とは
長泉校にいると、本当に様々な補習や質問対応を受けます。中学受験算数の問題をやっている生徒や、全国高校入試を解いて悩んでいる生徒、英検の対策や、基礎の計算を練習している生徒もたくさんいます。長泉校の先生たちはその対応まで細やかにやっているのを毎日のように見ます。今まで私自身も集団、個別、中学受験、中高一貫、教育支援事業など様々な先生と共に働いてきましたが、ここまでやるの?というくらい面倒見が良いです。私は他の長泉校の先生と同じ場所に立てているのか焦っているくらいです。思えば高校の時、生物Ⅱを履修できていなかったら自分は卒業できていませんでした。やはり面倒よく見てくれたことは、ずっと記憶に残っていますし、それを誰かに返そうとする気持ちが生まれるのでしょうか。子どもたちにしてあげたことが、その結果子どもたちの心の成長につながっていると信じて。
先生の面倒見の良さや現在行っているテスト対策の授業や補習も含めて、長泉校は面倒見がいい塾ではなく「面倒見がとても良い塾」と感じています。
もうすぐ冬期講習の募集が始まります
冬休みまであと2か月を切りました。文理学院長泉校では冬期講習を行います。冬期講習の募集に関しては11/1(金)からリリースされますのでお待ちください。冬期講習の説明会の初回は11/16(土)18:00からとなっております。冬期講習でぜひ文理学院の授業を受講してみてください。
【Y】