こんにちは。唐瀬校舎の千葉です。
来年度第1回の英語検定では、新しい級が設置されます。2級と準2級の間に準2級プラスという名称の級が新設されます。新設級による、その他の級の問題の形式、難易度の変更はありません。「準2級まではストレートで合格できたのに、2級は何回受けても合格できない。」という受験生の声が多かったのが新設の理由です。準2級と2級の間に準2級プラスを受験することで、前向きに英検の勉強に取り組み、スムーズに2級合格まで到達してもらうことが目的となっています。
先日、準2級プラスの説明会に参加してきたのですが、わかっている情報をまとめます。
・2025年度第1回(5月)から実施
→SCBTも来年度中から実施予定です。
・形式は2級と同じ
→各大問、2級より短めになっていたり、易しくなったくなった印象です。英作文も意見文と英語要約で出題です。
・英検CSEスコア1829/2500が合格基準
→準2級は1728/2400、2級は1980/2600が合格基準です。CEFRはA2扱いまでです。
第3回の英検は高1・高2ともに全員の生徒に受験してもらいたいと思っています。2級を取ってしまうのが一番シンプルですが、まだ英検を受けたことがなく、形式に慣れたいという生徒や自信がない生徒は準2級を受けましょう。中間テスト明けに1度過去問を解く機会を設けて、実力を図ることをお勧めします。
大学入試における扱いについては、大学側の発表を待たなくてはいけませんが、今後ますます英検のニーズが大きくなることは間違いないと思います。準2級プラスが新しくできることで、生徒たちにどのタイミングで、どの級を取得してするよう指導するのがいいか作戦を立てていこうと思います。今日の中3SSの授業で、英検の話をしたら、「高校生のうちに準1級を取りたいのですが、指導ってしてもらえますか。」という生徒がいました。もちろんです。英検を活用して生徒を指導できる機会が増えて、楽しみになってきました。