2/22(木)
昨日、静岡県公立高校の倍率が発表になりました。
昨年から大きく変動して、倍率が上がった高校・学科もあれば、例年に比べ低倍率になった高校もあります。
事前に「腹をくくる」必要性を説いていたので、中原校の生徒さんはパニックになったり動揺している生徒さんは皆無でした。勿論、こちらに見せないだけで動揺している生徒さんもいる事と思います。奥歯を噛みしめて不安をねじ伏せているのでしょう。素晴らしい経験をしていますね。この経験は生徒さんが大人になる過程で、今までに覚えた単語や公式よりはるかに役に立つものです。こういった経験が子どもを大人にしていくのだと考えています。
2分の1の確率
少し長い話をさせてもらいます。
高校時代の同級生に防衛大学を進学先に選んだ友人がいます。
私よりはるかに優秀で高い学力をもっていました。実家の経済的な状況を考慮しての選択でした。その友人から聞く防衛大学校の学生生活の話は、自分の通っていた一般の大学の学生生活とかけ離れていて、まるで映画やドラマの話を聞いているような気持になったものです。
その友人は卒業時に任官拒否せず、そのまま自衛隊に入隊(就職とは言わないそうです)しました。その際に配属希望を空自・海自ではなく陸上自衛隊とだけ決めて、あとは上官(上司とは言わないそうです)に自分の適性に合う所を相談して決めたそうです。その結果「空挺師団」(パラシュート部隊)に配属され、最初の任地が千葉県の習志野になったそうです。
この空挺師団時代の話がまた「フィクションか⁉」と突っ込みたくなる話ばかりでした。初めての降下訓練(パラシュートを付けて降下する訓練)の話が強烈で友人の人生観にまで影響を与えました。降下訓練は340mの高さ(東京タワーの高さ)から、時速240km(新幹線の最高速)のヘリから降下するのだそうです。ちょっと何言っているかわからなかったです。
パラシュートはほぼ100%開くのですが、あくまで「ほぼ」であり、降下口に立った時には頭の中には「開くか」「開かないか」の2分の1の確率に感じたそうです。
無事、降下訓練を終えた友人は、物事何をする時にも確率は常に2分の1だと思って行動するようになったそうです。プロポーズするときも、PKOで海外に行くときも常に人生は2分の1と考える人生観を持ったと語ってくれました。入念に計画を建て、抜かりなく事前準備をして、少しでも成功の確率を上げる努力を惜しまないが、結果は常に2分の1と腹をくくって事に当たると言っていました。
高校時代は繊細で線の細さを感じさせる友人が、神経が極太のワイヤーロープのようなキャラクターに変貌していることに感嘆したものです。
話が長くなりましたが、この友人の話を聞いて、生徒さんが受験するときに、「今までの努力を信じて!」「こんなに頑張ってきたのだから大丈夫!」と励ましています。しかし、高校入試も「合格」か「不合格」という結果は2つに1つ。2分の1です。不安に思うのは当然です。
志望校の倍率が高かった。不安にならないで下さい。確率は2分の1です。
志望校の倍率が低かった。油断しないで下さい。確率は2分の1です。
皆さんのこれからの人生においても様々な場面で2分の1のプレッシャーに立ち向かわなければなりません。受験で2分の1のプレッシャーに負けない精神を育ててください。
文理はそのための応援は惜しみません。
【S】
☆新年度授業外部説明会⑤
2月24日(土)PM6:00~6:50
対象:塾をお探しの現在小4~中2の生徒さんと保護者様
新年度チラシ(クリックするとリンクが開きます)
持ち物:筆記用具・スリッパ
☆小学生対象 文理オリジナル模試誕生!
3776文理オープン模試 開催!(クリックするとりリンクが開きます)
初回特典:無料招待
3月2日(土)
14:00~16:00
算数・国語(各45分)
お申し込み方法
(1) 文理学院中原校に直接お申し込みできます。
(2) 文理学院中原校にお電話054-204-6755でお申し込みできます。
(3) 文理学院のホームページ上からメールでお申し込みできます。
※(3)の場合は、こちらから確認のお電話をさせて頂きます。
☆入学テスト
2月24日(土)PM7:00開始
お申込み・お問合せは、文理学院中原校 054-204-6755(午後3:00~午後10:00まで) にお電話ください。