こんにちは。豊田校舎の千葉です。
10月15日(土)はSDGs地域清掃活動を行いました。参加した生徒の皆さん、お疲れさまでした。天気も良く、八幡山公園は気持ちの良い汗をかけたと思います。校舎前の駐車スペースの草刈りも行いスッキリしました。
だいたいの高校が中間テストが終了しました。このテスト期間は文理を活用できたでしょうか。また結果が返ってきたら、一緒に次のテストに向け作戦を立てていきましょう。
話はかわりますが、先日、文理学院各校舎の小学生・中学生は新聞検定を受験しました。「すごくいい検定だった。」と文理の先生は口をそろえて言っていました。大学入試の観点から言えば、「情報」の必修化はもちろん、英語の試験においても必要な能力が養われると考えます。
大学入試共通テストの英語の出題形式は、メモ書きのメッセージ、張り紙の広告、オンラインショップの商品ページ、飲食店などのレビューサイト、Eメールのやり取り、ネット上の記事とそれに対する意見、ディベート用の資料、雑誌の記事、個人のブログ、人物・物に関する伝記、現代の諸問題を取り扱う論説文と多岐にわたっています。また、昨年度は出題されませんでしたが、事実と意見を区別する問題も過去には出題されています。これは受験生のより実践的な英語の運用能力を測るために、形式が多様化した結果だと思います。
様々な英文を時間内で処理していくために、その英文の形式にあった読み方が必要です。共通てして言えることは、いかにして「常識」を働かせるかだと思います。コツを掴むまでは「日本語で書かれていたら、そうは読まんだろ。」という読み方を英語ではしてしまいます。例えば、オンラインショッピングの「経験」があれば、まず最初に何をチェックするか、次にどうやって目が動くか、最終的に商品を購入する前にどこを確認するかイメージできると思います。同じことが、たとえ英語で書かれていてもできるべきです。
小中学生が受験した新聞検定は、将来大学入試でも役に立つ「経験」を積む大きなきっかけになったと思います。紙と鉛筆を使って考えながら読み、誰かに伝えるために書くという経験です。これが最も基本的で、最も濃密な情報処理です。この力を養っていけば、様々なメディアに溢れ、真偽のおり混ざった情報が氾濫する今を生き抜く「常識」が身に付きます。もし、それを英語でできれば…。世界が何十倍・何百倍にも広がっていくのがわかると思います。逆に動画サイトでオススメに出てくる映像をスマホでただ眺めているだけでは、どんな情報も意味や価値を持ちません。
情報に流されることなく自ら舵を取ろう
紙と鉛筆が最大の武器
英語はその可能性を倍増させてくれる
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