年の瀬も近づき、それは同時に受験生にとってはいよいよ共通テストが間近になってきていることを意味します。
そしてまだこの時期でも目標ラインに届いてない生徒もいて、そういう人は焦る気持ちで不安になってるかもしれません。
勉強はしてるのになかなか思うように点数が伸びない、よく聞く話です。
どう考えればいいのでしょう?もう手遅れで点数は伸びないのでしょうか?
そんなことはないと思います。ここで考えないといけないのは、勉強時間と成績とは単純な比例関係にはないということです。1時間勉強すればそれに見合った分だけ、100時間勉強すれば成果はその100倍に、というようにわかりやすく結果が出ればやる気も出るのですが、実際はそうではありません。勉強の成果というのは、最初のうちは勉強しても勉強してもなかなか成果が出ない一方、ある一定ラインを超えた時に急激に伸びるものではないかと思います。
実例をひとつ。国立大志望の女の子で共通テスト(当時はセンター試験でした)の模試や演習の点が伸び悩んでる生徒がいました。目標ラインは7割でしたが、毎回5割前後で、最終模試もそのくらい、クリスマス時期になっても5割くらいで、本人は結果が出るたび「また、半分でした、、」と憔悴した様子でした。こちらとしても「やるしかないよ、頑張ろう」としか言えなかったのですが、年が明けてから「6割とれた」「75%だった」と成果が出始め、それから2週間後の本試験でジャスト7割をとって無事志望校に進学しました。
伸び始めてわずか2週間で5割が7割になったわけです。
今一生懸命勉強しているみなさんの劇伸びタイムがいつ来るのかは残念ながらわかりません。しかし、折れそうになる気持ちに負けず努力すればそのチャンスは十分にあります。
私たちも頑張るみなさんを全力で応援します。本番まであと少し、自分を信じて頑張ろう!
学研高等学院2026年4月新校舎開講!
吉原校中等部のチラシもご覧ください。


















