投稿者「中島校 高等部」のアーカイブ

【高等部 中島校】3/17~の予定

こんにちは。廣瀬ですヽ(^◇^*)/

3/17~の予定をアップします。

日中は春を感じる陽気の日が増えましたね。寒い&乾燥の辛さから開放されつつあり、本当に最高です!さぁ、いよいよ春期講習がはじまります。直前までお申し込み可能ですので、ご検討中の方はぜひご連絡ください。

ではでは。

 

 

【高等部 中島校】SCIENCE IS ELEGANT Vol.絶対零度

私たちが普段使いなれている温度の単位は摂氏(℃)が一般的です。これは水の融点を0 ℃、水の沸点を100 ℃として定義したものです。では「絶対零度」とはどんな温度でしょうか。

赤駒

物質を構成する粒子は熱運動という不規則な運動をしています。この運動は固体でも起こっており、わずかに振動しています。しかし、温度を下げていくと、この運動がどんどんと小さくなっていきその内熱運動をしなくなります。これを絶対零度と言い、これよりも引く温度は存在しません。この絶対零度の温度は摂氏で表すと-273.15 ℃となります。幾多の研究の元にこの温度が絶対零度として定義されていますが、この温度を決める決定打を放ったのが実は日本の科学者であることはあまり知れていません。

青駒

この温度の決定に挑んだ科学者は、東京工業大学(現東京科学大学)の木下正雄と大石二郎です。東工大の教授になった木下は大石を助手に伴い、実験に没頭しました。当時は、実験に使用する特殊ガラスを手に入れるだけでも大変なうえに、実験機器はすべて手作りであったため、日本一のガラス職人の腕を借りて本格的な実験機器を組み上げていきました。しかし、既に世界では多くの実験によって絶対零度の値ではないかと思われるものが出ていたため、日本の周りの研究者からは厳しい視線が注がれていましたが、献身的な研究によって世界に出遅れながらも今日の世界基準を日本人が作っていきました。

閑話休題

温度の測定は科学の種々の測定の中でも最も難しい部類に入ります。これは、素材によって熱の伝え方が違ううえに、形状によっても差異が出てくるためです。また、科学の中でも熱を扱う分野はまだまだ発展途上となります。なので、興味のある人は是非その分野に進んでみてはいかがでしょうか。

SCIENCE IS ELEGANT

「知る」ことで世界が「広がる」「学ぶ」ことで世界が「色付く」

春期講習生募集中

【高等部 中島校】公開授業

こんにちは。廣瀬ですヽ(^◇^*)/

広告等でお知らせしていた、3月『公開授業』の詳細をお知らせします。

公開授業は、4月からの新年度授業のプレ授業の位置づけとなります。塾生は改めて4月からの受講科目の検討に利用してもらいます。また、文理に入学を検討していらっしゃる方の体験授業としての位置づけもございますので、気になる講座がありましたら、ぜひ、お問い合わせください。

春期講習と合わせてご検討いただけるとよいかと思います。

なお、3/4~7の期間は静岡県公立高校入試のため、高等部の授業は休講となります。自習室の利用は午後2時より可能です。(前回投稿の予定表をご確認ください)

ではでは。

【高等部 中島校】2/24~の予定

こんにちは。廣瀬ですヽ(^◇^*)/

2/24(月)~の予定表になります。

来週は学年末テストになりますので、前日科目が主な授業となります。また、3/7(金)以降『公開授業』がスタートします。公開授業については、後日改めてこのブログにて告知しますのでもう少しお待ちください。

さぁ、1年を締めくくるテスト!がんばっていきましょ。

 

ではでは。

【高等部 中島校】最後の高3授業

中島校 高等部 土曜の人 加藤です。

本日は1年生の化学基礎と2年生文系の物理基礎の対策授業がありました。たくさんの方が参加してくれました。ありがとうございます。初めての別館での授業だったので慣れないホワイトボードでちょっと苦戦しました…。見辛かった人、申し訳ない!日光の反射がかなりきついですね。

そして、たった今。今年の3年生の僕が担当する授業がすべて終わりました。毎年のことですが、この瞬間は達成感よりも後悔に近い気持ちが強く出てきます。〇〇をもっと丁寧に教えれば…、とか、□□を教えなくても良かったな、とか。毎年担当する授業でも毎年反省点が上がってきます。もちろん生徒さんには最高の状態を作って欲しいし、僕もゴール地点として各自の志望校を掲げて万全の準備をしているつもりですが、それでも考えが尽きません。まだまだできること、あったかなぁ。毎年毎年思います。

あとは君たちに託します。できることをできる限りやりましょう。本番も同様です。最後の瞬間まで頭を回そう。指を動かそう。ここまで頑張ってきたんだ、最後まで走り抜けような。

 

 

【高等部 中島校】SCIENCE IS ELEGANT

科学の魅力の一つに人間ドラマがあります。科学とは論理的で感情的な部分があまりないイメージかもしれません。もちろん、科学自体はそうかもしれませんが、それを見つけだした人間ドラマを見ていくと、とても感情的な部分を垣間見ることができます。

 

「哲学的な何か、あと数学とか…」

フェルマーの最終定理という難攻不落の難問に挑む数々の数学者たちの物語です。数学という学問の「美しさ」「奥深さ」を語るにはこの余白はあまりにも狭すぎますが、この本で少しはその一端を垣間見ることができるのではないでしょうか。

 

「チ。地球の運動について」

この世の真理を求めて地動説を研究していく科学者たちの人間ドラマを描いた漫画です。この世の真理を求める群衆の感情は、計算によって求めることはできませんが、その感情の一端を垣間見ることができるのではないでしょうか。

 

「Dr. STONE」

人類がみな石化した。それから数千年後に目覚めた科学の天才の主人公によって、文明を一から再構築していく漫画です。「SCIENCE IS ELEGANT」はこの漫画の登場人物の言葉です。

SCIENCE IS ELEGANT

「知る」ことで世界が「広がる」「学ぶ」ことで世界が「色付く」

 

 

 

【高等部 中島校】学年最後の試験に備えて

高等部 中島校舎 土曜の人 加藤です。

今週は過ごしやすい気候でした、良かったですね~。体調不良になってる人も気持ち少なく感じます。いや、これは恐らく来週、富士地区は再来週から始まる定期試験に向けての気合いの表れに違いないですね!

どの校舎も絶賛テスト期間に入っています。今回は学年末ということもあり範囲も年間通して一番のボリューム。扱う単元の難易度もハード。だれもかれも準備に勤しんでいます。山梨で昨日授業をしていた富士吉田校舎もあわや自習室が満員!?ぐらいに混雑していて活気にあふれていました。

理想は”どこでも勉強できる人”でしょうが、人間そんなにうまくできていません。自分なりにシックリくる場所で勉強できることが一番良いことでしょう。人が少ないところが好きな人も、逆に大勢いたほうがいい人もいるでしょうしね。個人的には騒音とはならずとも周りの会話が聞き取れない程度のざわめきがあった方が集中はできます。完全な「静」は逆に集中できない、というか自分のペンを進める音が逆にノイズに感じてしまう空間はキツイなぁと感じます。各自の好みではあるけどね。

試験本番も、ただいま受験生が立ち向かっている入試も完全なる「静」の空間ではありません。自分一人だけで密室の中で試験を受ける、なんてことは無いです。だからこそある程度の喧騒の中に身を置いて、その上で集中力を保つトレーニングも必要。そういう意味でも自習室は今のうちから使い慣れていて欲しいです。

さあ、学年を締めくくるテストだ。中島校では来週、化学基礎と文型物理基礎で対策にはいります。その時にお会いいたしましょう。がんばローゼ!

【高等部 中島校】SCIENCE IS ELEGANT Vol.科学用語 ②

万有引力                                                    質量のある物体同士が互いに引き合う力。質量が大きいほど力も大きくなるが、質量が大きくないと十分な大きさにならないため、惑星等の間位にしか働いていないように見える。

電磁気力                                                    電気や磁気によって発生する力。万有引力と比べるとかなり大きな力となるため、わずかな静電気や磁石でも重力に打ち勝って、物体を浮かすことができる。

強い力                                                     クオーク同士をくっつけて陽子や中性子をつくったり、陽子や中性子同士をくっつけて原子核をつくったりする力。電磁気力よりも大きな力なので強い力と呼ばれている。この強い力があるため、正電荷の陽子が小さな原子核内に存在しても反発力によってばらばらにならない。

弱い力                                                      素粒子の種類を変える力。電磁気力よりも小さな力なので弱い力と呼ばれている。

電磁気力の大きさを1とすると、強い力の大きさは100、弱い力の大きさは1000分の1、重力の大きさは10‐38 となる。この世界には多くの力が働いているように見えるが、突き詰めていけば力はこの4種類だけとなる。

SCIENCE IS ELEGANT

「知る」ことで世界が「広がる」「学ぶ」ことで世界が「色付く」

文理学院中島校 理系担当 伴野

新入塾生募集中!

【高等部 中島校】定期試験、近づく

中島校舎 高等部 土曜の人 加藤です。

地元では昨日の夜雪が降りまして、今日の出勤が非常に憂鬱でしたが、結構雪も溶けて走りやすい道でした。…と、いうことは夜は凍るなぁというのはおいて置き。今週の山梨の寒さが尋常でない中、富士地区は結構いつも通りで安心しています。地元と比べて常に5度は高いので、とっても過ごしやすい。

ただ、そこに住む人にとっては寒い物は寒いんですよね。いつもと違うから。日常と異なるからこそ、余計に印象に残る。記憶に残ります。「昨日は寒かったねぇ」とか、「先週はつらかったねぇ」と思い出せます。

これを使って暗記なんかをするときは、印象づけって大事だよ、とそれこそ小学生、中学生のころから言われてきていると思います。たしかに大事。「覚えていること」自体に価値があるから、とにかく頭に印象を残す。無理やり知り合い、友達の名前にこじつけたり、身近に起きた出来事に結び付けたり。

無理やり覚えることは大事ですが、高校生の暗記は限界があります。理科でも、化学ひとつとっても一つの用語を説明するために他の用語が飛び出して、ぐちゃぐちゃになっちゃう。中島校では伴野先生がよくSCIENCE IS ELEGANTで化学に登場する物質、現象、法則などまとめてくれていますが、見ての通り知識量が膨大。

もちろん全てを覚える必要はないです。僕自身”伴野先生のブログを見て初めて知った”ことは多いですしね。でも、おさえるべき知識は確実にあります。

印象に残す、興味を持つ、勉強の助けになるこれらの要素を「使ったら楽になる」ではなく、「使わないと無理!」のランクにあげているのが大学入試です。僕らも少しでも興味がわくよう授業はします、ネットに数多ある学習系の動画も、すべて、その興味をもってもらう工夫をしています。知識のとっかかりとして、「興味」ほどつよい物はないです。…習い事とか、まさにこれではないでしょうか?スポーツクラブ、部活もそう。興味があるから関心が生まれ、意欲につながる。

これが勉強になった途端に「全く別の物」と捉えてしまうことがひじょ~にもったいない。同じ同じ。同じだからこそ自分の学校での、塾での授業の受け方、いちど見直してみませんか?特に今は各高校で定期試験が控える時期。勉強に意識が向いている時期だと思います。「問題をただ解くための知識」を少しアップデートして、受験生として備えてみてほしいなぁと思います。