文理選択。
みなさんはなぜ、文理学院を選んだのですか?
いや、この話題ではないな…。
1年生はそろそろ、大学受験への大きな分かれ道である、
「文理選択」なるものが目の前に迫っています。
選び方はシンプルかつ複雑です。
行きたい大学、学部、学科を決めて、
そこが文型か理系かを調べたらそれでおしまいです。
簡単ですね。
…現状の数年後、自分の行きたい大学を既に決めているならば、
高校生活で、折れることなく、変わることなく目標へ一直線に進めるのなら、です。
「文型」「理系」で学ぶものが変わり、受けることが出来る大学が絞られます。
選択を誤れば、行きたいところへ行く資格を失う、それほどの選択となります。
資格を失うといえども、厳密には可能性が0になるわけではありません。
理系→文系 の文転、
文型→理系 の理転、
進路を変更することもできます。
ただ、学ぶものが異なったわけですから、その分不利を背負った受験勝負となります。
取り返せる能力。自信、覚悟、習慣が出来上がっている者だけの技であり、
生半可な変更は、志望校のレベルを大きく落とすだけの悪手です。
一般論として、文転は話にあがりやすいです。
理由はシンプル、現実的に可能だからです。
文転したときに、埋めるべき不利は、社会系科目となります。
記憶主体の科目ですので、独学でも、成せぬことはないです。
一方、理転はほぼ不可と言われています。
理科系科目は理解、思考主体です。論理それ自体が問われることが多く、
師がいない独学、行き詰まれば抜け出すことが困難です。
文理の選び方はシンプル。どの大学へ行きたいか。これに尽きます。
リスクも抱える大きな選択。しっかり将来を見据えて、考えていきましょう。