雨が多くて憂欝になりますが、止まない雨はないですから、五月晴れを楽しみに待ちましょう。
新学期が始まり、中3中心に家庭学習を頑張っている生徒が増えてきてうれしいですが、どうやったらその努力を、最大限の成果につなげられるかを考えてみました。自分の中では「コツコツ、×の直しをノートに覚えるまでやる」「×の問題を次にやるときは〇がつくまで実践する」などにたどりつきました。そんなの当たり前かなと思って、家にある書籍を読んでいた時にこの「善く戦うものは、其の勢は険にして、其の節は短なり。」を見つけました。孫氏の兵法の言葉ですね。
「険」とは弓をぎりぎりまで引いてピンとさせたときのように力を蓄えること。「短」とはその力を一気に出し切ること。つまり、力というのはできるだけためて、使うところを決めたら、一瞬のうちに使い切ることにより、もっとも大きな成果を出せるということだそうです。これは勉強でも同じことが言えて、ふだんからコツコツと勉強して(それも面倒くさいと思うこと)、小テストや単元テストでしっかり成果を出していく。その繰り返しの積み重ねが定期テストにつながっていきますよね。勉強に近道はないとか似たような言葉もたくさんあります。
やっぱり、コツコツ地道な努力をすることが大事ですね!6月の定期テストで今の努力をテストで発揮できるように、努力、努力あるのみです!ファイトです、唐瀬校のみなさん!