こんにちは。文理学院双葉校です。
ここ数年では珍しく、まだ「涼しい」と感じられる日が続いていましたが、そろそろ暑さが増してきたように思います。
こまめに水分補給をして、この夏も乗り切りましょう!
双葉校では、水筒のご持参を歓迎しております。
入口の横に自動販売機もございますので、よろしければご利用ください。利益は子ども食堂へ寄付いたします。
先日、中3生向けに魯迅の『故郷』を予習する授業をしました。
かいつまんだあらすじを書きますね。
親族が困窮し、実家の豪邸を売却するために帰郷した「私」が、さびれた故郷に寂寥の感を抱いていました。
そこで幼馴染の「ルントウ」を思い出し、憧れの対象だったルントウがいた美しい故郷の思い出に浸ります。
しかし、故郷のすさんだ人々を前にして落ち込んでいたところに、同様におちこぼれてしまったルントウと再会します。
かつて親友だったふたりは、「主人と使用人」という関係にまでなってしまいます。
「私」にとってルントウは、自分の知らない世界を自由に駆け回る、ヒーローのような存在でした。
しかし、困窮した現在、かつての面影は消えて、ルントウは現状を打破しようとする気力さえも失ってしまった。
そんな姿を見て、「私」は大きなショックを受けます。
「私」の語りで進む作中に、こんな文があります。
「子だくさん、凶作、重い税金、兵隊、匪賊、役人、地主、寄ってたかって彼(ルントウ)をいじめて、でくのぼうみたいな人間にしてしまったのだ。」
もともと自分で道を切り開けるほどの活力に満ちていたルントウは、自分の意志も持たず、他人の言いなりになるだけの操り人形に成り下がってしまいました。
さらに、推測にとどまっていますが、ルントウは「私」の家から食器を盗もうとしています。
事実であるなら、それは悪いことで、責められるべきことです。
しかし、ルントウを無気力にした環境に、何一つ問題がなかったといえるのか、この作品を扱うたびに考えてしまいます。
「私」は最後に、すさんだ故郷をよくするために、「これからの世の中で『新しい生活』を持つこと」を「希望」として、行動を起こすことを読者に訴えています。
「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」
ここで言う「道」とは「希望」を表し、行動する人が多くなれば、その希望は実現することを表しています。ここ、テストに出ますよ!
ただ現状を悲観するだけでなく、どうしたら打開できるか考え、時にはより良い生活のための思い切った行動ができるような人になりたいものです。
つい語りすぎてしまいました!
皆さんも、国語の作品でなくともよいので、自分の考えを書き出してみると意外な気付きを得られるかもしれませんよ!

双葉校では、夏期講習生を募集しております!
授業日以外の開校時間であれば、いつでも何度でも自習室を利用できます!
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塾生はもちろん、講習生ももちろんオッケーです!
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